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江戸東京たてもの園に行って来ました


江戸東京たてもの園、最新情報


毎年恒例、江戸東京たてもの園に行って来ました。
今回の変化があったのは、コミュニティバス乗り場が、ドンキの方に移動していたのと、東ゾーンにある大きな農家天明家が調査の為、中へ入れなくなっていた点です。


そして今回新たに知った事実幾つか。
三井邸の玄関ランプがラリックだというのは知っておりましたが、ラリックのものが日本の建物にあるのは
「三井邸」と「東京都庭園博物館」と「箱根のラリックの美術館」の三箇所だけだとか
あと、入って玄関正面に墨絵があるのですが、それを描いたのは三井家10代目当主で、更にその下にある木彫りの花が彫られている壁は実は着物の裏地用染物板だったとか。
近くに寄ってよく見ると、確かに虫食いのようなアナがあり、そこから染料を流して、染めていた証拠だそうです。

デ・ラランデ邸はおしゃれで、名前は知らなくても風見鶏の館とデザインした人といえば、皆さんお分かりかも。
ここは1Fがカフェになっているのですが、何故かカフェメニューの看板で「カルピス」だけフォントが他よりずっと大きく強調されていました。
なんでカルピス押し…と謎だったのですが、実はこの屋敷「初代カルピス社長」のお家だったこともあったとか…納得!
このお家は平成10年ごろまで、新宿区にあって、JR総武線から見えていたそうです。

お昼はデ・ラランデのカフェか、武蔵野うどん「蔵」の二択
以前は屋台形式でヤキソバとかあったのに、なくなっててしょぼーん
蔵で、ボリュームある掻き揚げうどんを選択
ここのうどんは冷麦程度の細さで、見た目濃いのですがカツオだしがきいてて汁も美味しいです。
ただし量はちょっと少なめなので、大盛にするか、かき揚げとか力うどんとかボリュームあるものにしないと男性には足りないかも


あと、都電のプレートに行き先として新橋、渋谷、六本木などがあるのですが、その中に一文字だけ読めない文字が。


油に似た時で、右側の直線突き出た両脇に、縦の線があるこんな漢字+池という地名


あぶらいけじゃないし…なんだこれ…読めない…わからん…となっていたら、これが「ためいけ」だそうで
確かにこの地名近辺で、池のつく地名って溜池山王ぐらいだ!と目から鱗でした。
いやでもこれ、検索してもみつからないんだよなあ…略字をプレートにしてたってことかな?





更には、千と千尋の釜爺の部屋モデルになった三省堂の、床下を拝ませていただいちゃいました。
高さ160cmとか…現代人にはきつい、地下室の高さです。

今日も一日廻って夕方に、楽しかったー!

ブリューゲルのバベル展に行くその前に

知人が上野の国立こども図書館を見たいというので、喜んでガイドしてきました。
私が日本で一番好きな建築物なので、ゆっくり見ようと朝一で。

階段
ここは元々帝国図書館として作られた所なので、中の設備が大変充実しております。

今回は世界の絵本、企画展
その中の表示で亡国や亡国の説明が「フランスの海外県」とあって
「…海外県って何…?」としばらく悩んでいたのですが、あー今の規制で植民地という言葉は使えなくなったのかーと納得

その後、黒田記念館と国際こども図書館の間にある門の奥が開いていて
「study of BABEL」という入場無料企画展がやっていると偶然知って入場

なんとバベルの塔を立体模型(私の身長より高い大きさ)で再現、その中に、自分の顔をスマフォで読み取って登場人物として、その場に顔を取り組んでくれるサービスも
バベル
ちょっと小さいので、拡大しないとわかりにくいのですが(笑)
その奥には夜のバベルということで、映像化したバベルの塔(動物やら工事中のロープやらが動いている)

出入り口近くの左側、テレビの中でもCG化して動いてるバベルの塔の拡大図みたいなものを流していて、実物を見たら注目したい箇所を映してくれているので要チェック



その後、ランチぎりぎりでいつもの肉の大山で
…遅いから?雨だったから??ほとんど並ばず入れた!!
そして!!長年食べたかったんだけど、常に売り切れ(11:15に行っても売り切れだった)大山丼が奇跡的に残ってた!!!
まさかないよなーと重いつつも、「ありますか?」と聞いたらあったよ!
雨の日ばんばんざい
大山
牛すじ丼なのですが、とろっとろ
少ししょっぱめの味付けは、くきっとしたこんにゃくと合わさってウマー!
今度頼める奇跡があったら、+50円で卵付けて食べる予定

あ、以前かなり嘆いた上野こども遊園地は、もう色々撤去されておりました…
参考までに以前の写真、アップしておきます

葛西駅からレンタルサイクル

連休の途中の本日、いきなり予定が開いてしまったので以前から興味のあった「葛西駅から葛西臨海公園はどれぐらいの距離のあるのか」を調べてみようと、江戸川区レンタルサイクルを借りて、行って参りました。

(普段は葛西からバス、もしくは京葉線でそのまま葛西臨海公園駅に行ってる)
江戸川区レンタルサイクルは、江戸川区内にある主要駅何箇所から借りられて、返却もその何箇所かのどこかに返すならOK、しかも1日(というか24時間)210円と格安です。

24時間という事は、夕方頃借りたら翌日も夕方近くまで乗れてしまう。
それを借りればいいか~と葛西駅にいってみたところ、なんと
「電動自転車レンタルもあります」

電動自転車は330円ですが…え、むっちゃ安い
皇居近くの電動自転車は確か1日1500円ぐらいしてたような…
※ただし電動自転車に関しては、葛西駅・葛西臨海公園駅・西葛西駅でのレンタルと返却しかできませんので注意

電動自転車なので、超ラクチン
途中、坂とはいえない程度ののぼりっぽいところもすーいすい
20分程度かな?ほぼ直線で迷うこともなく到着!さて水族館を見て…
なんじゃこの行列は!!行ったことある人なら知ってるでしょうが、駅前の噴水近くまで行列!

あ、それから駅前の噴水、以前はこどもたちが自由に入って遊べてたけど柵が立てられてて進入禁止になってしました
少し前に、幼女が噴水をまたいで遊んでて、そこに水が来て裂傷したって事故があったけどそのせいかな…

こんな人ごみじゃゆっくりマンボウを見て、心安らぐなんて無理だわ…と引き返し決定
(調べたら、5/4は無料入園DAYだったらしい 途中駐車場の渋滞も凄かったっすよ…)

なので以前バスから見て気になっていた、江戸川区総合レクリエーション公園へ
一番大通側がバラ園
とても見ごたえありました
奥にはバーベキュー場やミニアスレチック、バラ園だけでぼーっとしているのもいいのですが、せっかく電動自転車借りたし…と西葛西の行船公園へ

ここ、実は無料の江戸川区自然動物園があって、休日のサイクリングがてらに丁度良かったです。
多少混んではいますが、あの水族館の行列よりは…

プレーリードッグちゃん、ちょうど3月がベビーラッシュだったとかで、その子達が4月末ごろから外に出てくるようになったそうで…可愛かった!!


レッサーちゃんは木上で舌を出してお休みでした


動物園を出た後、奥にある和風公園…こちらもゆったりと、いい感じです。


ルートとしては、葛西→葛西臨海公園→葛西→西葛西→行船公園(動物円)→西葛西
330円の電動自転車のおかげで、足の疲れはほとんどありません

天気も良くて、気持ちよかったです

国立西洋美術館(スケーエン:デンマークの芸術家村)とたばこと塩の博物館行って来た


休日晴天お日様ぬくぬくですが、やはり寒さも一部有り
待ち合わせの場所で、もっこもこになって日光浴してるハトさんたちにちょっと和みます

本日は、西洋美術館(上野)→肉の大山→たばこと塩の博物館 (錦糸町)に行って来ました。
メインのお目当てはたばこと塩博物館の、特別展『西アジア遊牧民の染織』
漫画『乙嫁語り』のあの細かいモチーフの刺繍が好きな方なら、絶対楽しめるコレクションでした。

(乙嫁だと刺繍がメインで、こちらは絨毯とか織物ですが、モチーフとなるものは色々)

西洋美術館は、メインの展示は前回とさほど変わっていないのですが「デンマークの芸術家村」特集
……すごい!近くで見ると油絵でしかないのに、数歩離れると写真にしか見えない描写の細かさ!!
特に砂浜の海岸を、若い女性たちが散歩している絵は、油絵でこんな細かく砂の質感がわかる描写できるんだ…すげえ…となりました
奥に進むとその絵の習作として鉛筆画とかもあるのですが、……ふおおお鉛筆画でこんなに細かく美しい……
ただテーマが地味で、かっちょいいおじさま&おじいさまの渋さがじわじわと来るものが多く「これ枯れ専を殺す絵だよね…」などと会話をしましたので、私のみの独断ではなくかっこいい老人の絵が好きという方には必見かもしれないw
ちなみに私が一番ツボったのは、習作絵の部屋にあった、じいちゃんがニッと笑ってるペンと水彩絵のお顔です、おすすめなのでぜひ探して下さい

北欧画家の絵ってあまり見た記憶ないけどよかったねーと友人と話しつつ、ブログで何回か書いている肉の大山へランチ
今回は!並んでいても「大山丼売り切れました」って声が聞こえない!!
いつも並んでいる段階で諦めて、食べることができない大山丼が食べられる!?嬉しい!!と
15分ぐらい…かな?さほど並ばず席につけました。



…が、ワックワクで「大山丼を!」と注文したら「あ、売り切れです」
そりゃあないぜ……っていうかもう、脳も胃もそれを注文する気になってたから慌ててメニューを決める
そうしたら、壁張りメニューにない「おすすめランチ ハンバーグハヤシ」というのがあって、しかも500円
今回は少なめっぽいこれにして、かわりに外にあるいつも気になってた、やみつきメンチってのを食べよーと思ったら、やはりハヤシライスだけでおなか一杯にw
ハヤシはコクがあって、美味しかったです。
(このランチは豚汁とかつかないんだけど、セットのドリンクバイキングにオニオンスープとかコーンスープがある 一緒に移ってるサラダは友人の定食のものです)

ちなみに一緒にいた友人も、しっかり食べるタイプなのですが、(チキンサルサ注文)
「お肉のボリューム…すごい…柔らかくてジューシーで美味しいけど…ご飯食べきれない…」とギブアップしておりました。
…そして今度こそ!今度こそ大山丼を!!ww

そのまま錦糸町へ移動
お目当ては二度目の、たばこと塩の博物館。

錦糸町からの移動は、公園沿いをずーっと歩いて行けるので散歩っぽくていいのですが、裏口の為入口を見逃しがちなのが要注意点。
多分あれ、知らないと気付けない……。
ローラー式の滑り台の少し先です。

ずっと公園沿いに行けるので、お散歩中わんこもいっぱい
飼い主さんの許可を貰って、途中散歩をしているスタンダードプードルを撫でようとしたところ…
生まれて初めて「ワンコがはしゃぎすぎて、連続パンチ発動!!」みたいにドスドスドス!と前足でみぞおち連打されると言う楽しいサプライズww
全身で遊ぼうとしてくれる大型プードル強いww
尻尾ぶんぶん振って、キラキラした目で北斗百裂拳食らった気分で、これはもう一生に一度の体験だと良い思いでです

14;00から学芸員さんの講演会
勿論参加(友人つきあわせてすまん…)
ご年配の方がほとんどでした 多分…会場で1.2番目に若いのは私らではと思うレベルで…

塩袋の成り立ちだとか、入口が細くなってる凸型の理由とか興味深かったです。

一番知りたかったのが、モチーフ(模様)について
乙嫁語りを読んでいらっしゃる方なら、嫁入りの刺繍のお話などで羊の角モチーフなどを見て、興味持たれた方が多いかと思われるのですが…残念、これに関してはお話や展示も少なかったです。

そうそう、今まで「乙嫁語り」を好きな方にとこの展覧会を勧めましたが、もし逆にこれらの文化に興味があってこの漫画を知らないという方には、是非おすすめですので、乙嫁語りを宣伝しておきますw


唯一今回知ったのは「鳥の頭」モチーフでした。
…鳥…わかんなかったよ……
今回の展覧は、刺繍じゃなくて絨毯なのですが、色々な性格も垣間見えてそれもまた楽しいです
もんのすごい細かい模様とモチーフで、ひたすら鳥を詰めた絨毯があったかと思えば、すっごく細かいしきっちきちに模様を詰めているんだけど、なんか暗号みたいで「なんかこの絨毯やばい」と思ってしまうようなものがあったり、一方で現代のオサレ部屋にあってもマッチしそうなシンプルデザインかっこいいのがあったりと、色々です。




その後は常設展示のたばこの部屋へ
パイプ細工の美しさは、工芸品レベル(いや実際に工芸品なのですが)
しかし顔がこっち向いてるパイプって、すってたらなんか吹いちゃいそうだなあとか、細かい…綺麗…すごい…
たばこが嫌いな人でも、工芸品が好きな方なら普通に楽しめます。



今回は特別展なので入場料300円ですが、通常は100円
(特別展を見ないなら100円で入場OK)


スカイツリーに行かれる方、ちょっと足を運ばれてみてはいかがでしょうか


全然関係ないのですが『ガラスパイプ』でググってみたら


ってのがひっかかって、百万円前後するのかとびっくりでした

自動着色サービス付ソフト PaintsChainerを試してみた

お絵描きは好きだけど、色塗りが苦手と言う方に朗報!
すごいです線画をアップすれば、自動で色塗りしてくれる着色アプリがありました。
その名も「PaintsChainer」

※本来こういうサービス利用時はオリキャラがふさわしいのですが、髪とか雰囲気の色の度合いをオリジナルでは伝えにくいので、某キャラを利用しておりますがご了承ください。

この素晴らしいサービスを公開してくださったのは
chainerで線画着色をwebサービスにして公開してみた→こちら

①初めての画像ソフトってほとんど「コレなんだかわからんのですが!?」というボタンやアイコンに苦しむことが多いのですが、とてもシンプルで初心者にも優しい設定です


**
②オリジナルだったら、これでもいいなーと思える水彩塗りで塗りがされました。
しかし版権キャラは髪色などが重要なので、少しいじって見ます

髪の毛に、塗りたい色をちょこんと乗せます

**
③髪色はイメージに近くなりましたが、キョン堂くんのようなゾンビカラーになってしまいました。一番最初の肌色部分が、イメージに近かったので肌色を乗せなかったのと、口を赤くしようと口に赤を乗せたのが敗因ですね


**
④肌色部分に色を乗せ、画面上には見えないのですが白くしたいとこに白を乗せました
ついでに塗りの滲み方がいまいちつかめないので、点で乗せてみるのと、線にしてみると言う方法で確認
やはり線のサイズによって塗り度合いが変わるようです


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⑤大分イメージに近づきました 
後は背景が寂しいので少しピンクを乗せてみたのですが、結果は背景真っ白


**
⑥そこで、Storokewidethを『7』にしてみたら背景もイメージした感じになりました


**
⑦この後色々試してみたのですが、細かい調整は難しいので最後はSAIでちょこっとどうしても気になる箇所のにじみや、陰を追加し背景にブラシで模様


**
完成です!
自分では塗れない塗りになりましたので、面白かったです。

色塗りが苦手と言う方、塗りは好きだけど他の人が自分の絵を塗ったらどんなイメージに?という方おすすめですよー

**追記**
すでに色を塗ってあるものを試したらどうなるかな?とチャレンジ
淡い鉛筆塗りっぽくなって、これはこれでいいですね




*****


東京シティービューと森美術館行って来た

マズ最初にお詫び申し上げます
森美術館、写真撮影可とあるものは写真OKツイッターとか利用OK
……だったのですが!!
今、ブログにアップしよーと色々弄ってて…なぜかまとめて消した…

消した記憶ないんだけど、消えてた…
まとめて選択までは確かにやったので、どっかでボタン間違えたんだろう…
と言う訳で、すみません写真ありません

メインのお目当ては、東京シティービュー
「星空のイルミネーション」
http://www.roppongihills.com/tcv/jp/hoshizora/index.html



君の名は。とのコラボ
とプラネタリウムの中を歩くような不思議空間
プロジェクションマッピング

まず君の名は。はあまり興味ない(見てない)ので、プロジェクションマッピングというよりは普通に壁に君の名は。の一部を上映しているなあという程度の印象
なんかその場で、画面を触れば星を動かせるというのがあったらしいんだけど、説明のあるパネルが真っ暗で読めん
適当に触ったけどわからん
…で軽くスルー

次はちょっとした宇宙系の上映だけど、まあ普通に…平面星物語
おすすめなのは、次とその次

靴を脱ぐ空間があって、なんじゃろと進むと床が塩湖みたいに反射して
上としたが星というちょっとしたプラネタリウム幻想空間

そして次が、綺麗な多分鏡迷路風の空間に、星っぽいライトをいっぱい並べてすごくいっぱいの光に見えて、それでいて周囲が見えないという星空が身近に感じるという素敵なアトラクションでした

ほぼカップルかなーと思ったのですが、意外に女の子同士も多かったです
(あとは外人さん)

そしてそのまま森美術館へ
こちら現在は「宇宙」がテーマ
曼荼羅とか、シャトルのでっかいプラモみたいなのだとか、ロボットっぽい金属人形とか…
現代アート展っぽかったなあ
宇宙をテーマの「美術」を期待するとちょっと違う…となるかも

美術館はまあ趣味それぞれですが、シティービューは単なる高いところの展望台ではなかったので、結構楽しめ満足でした!

上野西洋美術館と科学博物館行ってきた


上野がライトアップされてて超綺麗!

本日11/3は上野国立西洋美術館と、科学博物館と、上野動物園が入場無料の日!
せっかくなので友人を誘って、西洋美術館と科学博物館に行って参りました。
(常設展のみで、特別展は通常通りの入場料必要です、…しかしこの3つを廻るだけでもとても無理というすごい広さと展示量の多さ、2つ廻っただけでも一日かかりました)

西洋美術館は9:30オープン
入場無料の日なのですが、なぜか入場チケット売り場で「入場券」を貰わなくてはいけないという不便さで、しかも案内の人が「常設展の方はそのまま奥へお入りください」というので、入ったらチケット貰ってきて下さいといわれ、また外へ(笑)
特別展の方は普通に入場券を購入しなくてはいけないので、行列ができ、…正直二度手間なような…

科学博物館のほうは、そのまま素通りで中に入れたので、外国の方にも親切だと思います

特別展はクラーナハでしたが、…私が子供の頃は「クラナッハ」って呼んでだような
綴りがCranachなので、どちらも正解なのですが、英文見たらやっぱりクラナッハって発音しちゃうな、きっと

西洋美術館、以前はなかった「指輪コレクション」というのが加わって展示数は10点ほどでしたがでっかいダイヤのティファニーリングとか、大きなアメジストのスカラベ指輪とか
…綺麗!美しい!!
そして普通にエル・グレコとかルーベンスとかの絵が見れてしまうのが嬉しいところ

その後友人が上野勤務にも関わらず「上野こども図書館?…知らないよー」というので、「この建物はみておけ!見て!!」と案内すると、お休みなので外観しか見れないのですが感動しておりました

子供図書館はこちらで写真をあげておりますのでぜひご覧下さい

そしてそのすぐ横の黒田記念館
現在特別展示室がオープン期間で、ここも無料で黒田清輝の代表作が見学できます
(素描などは普段から見れるのですが、現在代表作は期間限定公開)
すぐ目の前の国立博物館で同じ絵を目玉的展示物として展示した時は、結構な行列だったのですが…こっちなら、無料で見れてしまうのですよ…

さらに上野芸大美術館で、教授が退任されるとかでその方の蒔絵無料展示会
抽象的なものが多いのですが、黒の漆に真珠の欠片や螺鈿、曜変天目っぽい模様と美しいものも多々あり、特に虎屋の7代目社長さん?(あれ17代目だったかな)が特注したという、白い螺鈿の虎が中央にいる、蒔絵の箱は美しさの中に可愛らしさ、わかりやすさがあり注目です

その建物入口すぐ裏にある、レンガ造りの建物でも蒔絵の作品などが並んでおり、特に蒔絵=平面的な作品がほとんどなのですが、立体的な奥行きある蒔絵や、白露を白い螺鈿で散らした箱は現代的でありながら古典的な美があり、素晴らしかったです

お昼時は、やはりどうしても周囲に食べ物屋さんがないので、アメ横へ
友人が上野こども遊園地の閉鎖を知らなかったので、そちらを見れるルートでアメ横に向ったのですが…
お子様が「のーーるーーーー」と一人、ぎゃん泣きして、お母さんが「仕方ないでしょ!もうやってないの!」と一生懸命宥めておりました…
うん、お子様にはわからないよね…

友人に「肉と野菜と韓国料理と…どれがいい?」と聞いたらすかさず「肉!!」
と帰ってきたので、肉の大山へ
こちら肉の卸が直営しているお食事どころなので、少々狭くて観光客満載でいつも並ぶのですが、…肉が美味くて安いから仕方ないよね!

奥まった入口奥に、発券機がありそこで人数を入力し番号札を取る
(この番号札が行列でまったく見えないので、知らないと普通に並んでどんどん順番とばされるw)番号が来たら呼び出されるんだけど、15分来ないとキャンセル扱い


ちなみにランチは本日は14:00で終了なのですが、人の切れ目に
「本日のランチは、ここの整理券を取った人までとさせて頂きます」と宣言されるので、それまでに入れていたらセーフです

頼んだのはビッグチキンカツ……でかいっ!!通常のチキンカツの二倍ほど!!
チキンカツって下手なところで食べるとぱっさぱさのソースの味しかしない…なんてことがあるのですがそんな事はまったくない!!
噛み締めると溢れる鳥の汁、衣サクサクうっまぁぁぁ

ご飯つけもの、豚汁とチキンカツとドリンクで780円!

あ、ここはランチ頼むとフリードリンクがつくのですが、説明などがないのではじめての人にはまずわかりません(笑)
注文したら勝手にドリンク取りに行って大丈夫です。
そして横にいた外国人のお兄さんは、やはりわかってなさそうなので、カップをさして、「フリードリンク、ゼアー」とドリンクバーを指したら「サンキュー」と取りに行っていました
…ごめんね、話しかけてくれたけどソーリーもあすぴーくすろーりーって言ったら、会話途切れちゃった…

そのお兄さん、私たちの前に入っていたのですがなぜか注文が私たちより後だったので、ビッグチキンカツを一切れ進呈
「デリシャス!」と親指を立ててくれたので、満足してくれたようです(笑)

ちなみにチキンカツ本当にビッグで、「腹減ったー」と喚いていた友人にふた切れ「やろう」と押し付け、横のお兄さんにも一切れ上げたのに…おなか一杯で途中で食べるのがキツくなるレベル
ご飯もお代わり無料ですが、…無理だ!!

友人とゲフッとなりながら科学博物館へ
友人はどうやら、日本館の方しか行った事がないまま帰ってしまったとかで、地球館の存在をしって驚いておりましたw


ここは写真も可なのが嬉しいです
個人的に一番おすすめしたい、でっかい亀の化石を見て、多くの人がやはり興奮
剥製展示室もすごいし、鉱物の小さめなお部屋とその横のステンドグラス
…どこも楽しんでいたら、あっという間に17:00に

本日は20:00まで開園していたらしいのですが、もう体力切れだし明日仕事だしで終了
ただ上野公園で現在、ライトアップを期間限定で行うというので、少し見に行ったところ…
行って大正解!!

あの桜並木部分が美しくライトアップされて、博物館にもプロジェクションマッピング的な……巨大な仏様の顔が映し出されていたり(写真にしたら、アップ過ぎてなんか心霊写真的なものになってしまったので消しましたw)噴水もカラーにライトアップ

最後まで楽しめて美しい景色でした。
ライトアップはまだしばらく続くらしいので、皆様ぜひ足をお運びを!





博物館巡りは、上品で優雅な趣味と思われがちですが…いや確かに優雅なのですが、実はじっくり鑑賞しようと思うと、結構な運動量になり、ハイヒールやスカートでは翌日に疲れが残ってしまうことも。
ゆっくりじっくり楽しんで、なおかつ翌日も爽やかに過ごしたいというのであれば、動きやすい姿が一番です、こちらの商品のように、ウエストがゴムでもラフではなく、美術館という場所の品位も損ねず快適な姿で、是非色々と歩き回ってみましょう

驚きの明治工藝展に行って来ました その2

たぬき
通常の企画展や特別展は、1回行ったらまあいいやとなるのですが、驚きの明治工藝展は、写真OKというキップの良さと「リピーター割引券をくれる」というフォローと、何より「自在置物がこんなに見れるチャンスは二度とないかもしれない」という気持ちが手伝って、二回目の訪問です。

今回はなんと、「自在置物 ガイドツアー」
…とはいっても、30分程度のちょっとした解説なのですが…
予約制でないため、結構すごい人数!この博物館にこんなに人がみっしりしているの初めて見た!というぐらいの人!

自在置物って、人気あるんだなあ…

その割には本やテレビで取り上げられること少なくて、知ってる人少なくてもったいないよなあと思っていたら、なんと「自在置物」が日本の工芸品として認識されはじめたのは1982年と超最近だったとか

名前の由来は最初に認識された置物が竜で、その箱書きに「自在龍」とあったのから、自在置物と呼ばれるようになったそうです。

元々は江戸時代の甲冑師→戦なくなって鎧作らんよ…その技術を工芸品に!というのが原点
その後外貨獲得に、銀とか使うようになったのが、明治時代の自在置物だそうです。

今回は、なんとなんと太っ腹にその博物館のある大学の教授の、自在置物を触らせてもらえました!
海老は結構軽く、同じぐらいの気持ちで蟹を持ったら、蟹重っ!
文鎮程度のみっしり感がありました。
蟹

初めて行った時は、気にいった作品数枚しか写真を撮らなかったのですが、今回はやっぱりどれも素敵だし、私の記憶すぐ薄れそうだしと色々なものを撮影しまくり
(なぜか3点ほど、写真不可の物もあります 劣化しそうにもない品なので一緒に訪れた方と『持ち主の意向かな?何だろうね』とちょっと首を傾げたり)

入口にある龍は、なんというか影がすごくかっこいい
「…この自在流龍を下から撮影できるなんてもう一生ないかもですよ!」と同行者と写真取り巻くりです(笑)

あと、1回目に訪れていた時は「まあすごいけど、そんなにかな…」程度にしか思っていなかった山田宗美の置物
NHKで「宗美の前に宗美なく、宗美の後に宗美なし」と紹介されている天才だとテレビで放映されていて、鋳造品じゃなくて1枚の鉄板を叩いて叩いて叩いて叩いて叩くだけで作り上げた作品と知って今回は凝視してきました。

この方だけでなく、「紙」で竹にしか見えない作品作るだとか、大好きだけど滅多に実物見れない宮本理三郎の蜥蜴とか、褒め言葉でみんなおかしいというレベルの作品です、すごいです。
蜥蜴

その後黒田記念館の横にある上島珈琲へ
ここ、ずっと1F席だけかと思っていたけど2Fもあったんですね
上島

BLTサンド410円 黒糖ミルクコーヒー410円
まあ場所代なのかなあと思いつつも、安くておなか一杯食べられた上野こども遊園地のクレープ屋がもう懐かしい(涙)

あ、もう撮影も出来なくなるかと思って、遊園地閉鎖の案内は撮影して来ました
パンダ焼きのお店もすでになく、ここもカフェにするとからしいのですが…
もうスタバも違うカフェもあるじゃんよーーー本当の上野の魅力伝えたいなら、今更またバカ高いカフェなんかいらんから、この遊園地復活させてくれ…と今でも思います



午後はこども図書館へ
ずっとずっと行きたかったのですが、平日木曜日にしか実施されていない建物ガイドツアーにようやく参加!
こども図書館

こども図書館と侮ることなかれ、建物は帝国図書館にすべく建てられたもので、元貴賓室だった部屋には寄木細工の美しい床、かっこいい…とうっとりする階段と建物も中身も大変充実しております。
入口から右部分は戦前の建築で、レンガはたて積みとよこ積みで耐久性を持たせ、左側は戦後の工事なので、鉄筋コンクリート製、外壁はタイルなので普通のレンガ模様とか、説明聞くまで気付きませんでした。

扉部分も当時のままに(昔は引き戸が多かったので)「押すと(登)あく」の案内が

どちらもとても素敵な場所ですので、上野に行かれることがありましたら、ぜひ皆様訪れて下さい(ただしこども図書館は休日などはほぼ閉館ですので、開館日を確認していくこと)




驚きの明治工藝展に行って来ました

9/9 某自転車映画を見に行った後で、上野芸術大学の「驚きの明治工藝展」へ

…すごいよ!!!自在置物がこんなに揃っているの初めて見たよ!!!!
そして、写真まで撮っていいとか!なんて太っ腹なの!!!

 

待ち合わせをしていたので、上野の大佛パコダを見たり、枝をまーるく加工した
月見の松を見たりして、ぶらぶらと上野芸大へ

 

入場料1300円(前売り1000円)なのですが……一言でいうなら
『自在置物とか日本の工芸品好きな人見ようよ!必見だよ!!』

もう細工が細かい細かい


これ作ってる姿を想像したら恐ろしいなというぐらい細かい
どうやったらこんなん作れるんだよと思うぐらいに繊細!
あ、余談ですがロッカールームに「無料」という文字が見えなくて、ちょっと
不安になりますが、小さな小さな文字で利用ご返却とありましたw

自在置物の蛇なんかは、動かしてアニメーションを作っておりましたが
金属なのに、金属じゃないよこれ!というものすごくしなやか
かつ滑らかな動き


龍はもうめっちゃカッコイイ…なんだよ江戸時代からこういうの日本人の魂的に
やっぱりしみ込んでいたんだね…としみじみなるレベルにすごい
(あ、売店では海洋堂監修現代の自在置物がおみやげで売っておりましたw)
「明治」の工藝…ではなく、自在置物に関しては半分位江戸時代だったかも

 

七宝細工の天才は二人いて、一人が通常の七宝(金属枠ありで、どこまでも細かい細工)
もう一人が金属を抜き去って、絵画のような七宝を作るという技法…というのを
先日美の巨人たちで放送していましたが、本当に実物すごい…
紅葉の色とか、月のぼかしとか、なんでこれを七宝でできるんだという口あんぐりレベルです

リピーター割引で、次回も1000円になる割引チケットもらったのですが
…もう一回本気で行ってもいいかなと思います

 

あ、でも今回は平日行ったのでゆーーーっくり落ち着いてみれたのかもで、土日は
どうなんだろう…

 

余談ですが、平日なのに来る途中で通りかかった日本橋コレドのアートアクアリウム…だっけ?
金魚がいっぱいのヤツ 地下鉄構内にものっそい行列ができておりました
私の見た時点で平日11:00頃で2時間待ちとか出てたけど、あれ多分二時間じゃとても
入れないと思う…っていうすごい行列でした

 

そのまま近くの黒田記念館へ
教科書などでも見かける黒田清輝の絵を無料で見せてくれる太っ腹な記念館です
今回は残念ながら代表作っぽい絵は、貸し出し中なのか不在

それでも一枚の絵を描くための下絵だけで、もう普通に完成してる絵画じゃん…と思わせて
くれる展示が並んでおりました

(公式HPを確認してみたら、最近は
>黒田清輝の代表作である「読書」(1891年)、「舞妓」(1893年)、「智・感・情」(1899年)、「湖畔」(1897年)をゆっくりご鑑賞いただける特別室を設け、年3回、新年、春、秋に各2週間、公開しています。 
とあったので、期間限定公開となっているようです)


ちなみに次回とそれ以降の予定日は
特別室開室日:
2016年10月25日(火) ~ 2016年11月6日(日)
2017年1月2日(月・休)~ 2017年1月15日(日)
2017年3月27日(月)~ 2017年4月9日(日)

その後は、同伴者に「おすすめだから!」と引っ張ってきたこども図書館へ
こちら、名称だけだと勘違いされてしまいがちですが、旧帝国図書館の建物の為に作られた
建造物で、めっちゃカッコイイのです!
しかも中には戦前どころか大正発行の、児童文学本とか普通に触らせてくれるという…
こども図書館なのに、展示品保護の為かこどもが入れない箇所もあります

 

今回初めて、こちらにあるカフェへ
メニューは…学食的な内容で、お値段リーズナブル
私は懐かしいラムネを飲んだだけなのですが、お味も学食的だったそうです
カレー450円 謎の「男飯」550円 ランチセット600円ぐらいのお値段
普通のペットボトルとかも130円で売っていますし、ラムネは100円でした

ちょっと床とか汚れがち…かな…?と思うのですがお値段もリーズナブルだし
不満はなし


カフェは持ち込み不可ですが、出てすぐ横にあるオープンエリアのテラス席
ならお弁当と持ち込みOKだそうです

 

「赤い鳥」がシリーズで全部並んでいたり、シュールな「ミミズのおっさん」という絵本を
同行者に教えてもらったり、大人だけで訪れても充分楽しいです。

もし明治工藝展に行かれる方がいらっしゃったら、お薦めです。

 

そして、最後に非常に残念なお知らせが…

ブログでしょっちゅう書いていた、上野動物園の前にある「上野こども遊園地」

…なんと、8/31で閉鎖されていました!

 

張り紙には「上野動物園前の景観を損ねるという理由で、土地の持ち主である東京都が借地契約を終了しました」との一言が…!

つい少し前に、ここのクレープの甘いやつを完食したよ!次こそしょっぱいの食べるんだーと浮かれたブログを書いたばっかりだったのに…

こども遊園地の前にある、パンダ焼きを売っていた小さな売店も6月で閉鎖させられていたそうです。

 

ネットで調べたら、この土地はオープンカフェになるとのこと。

そして平成21年から進めてるからオリンピックとは関係ないと主張しているのですが、…まあ皆、信じないよね

上野の魅力は、アメ横含めてあの雑多な空気、文化芸術の雰囲気の中にある子供やリーズナブルに遊べる自由さにあるのに…!

こども遊園地じたいは、赤字でもなく通常に経営が続けられる状況だったとのこと。

残念、の一言です。

 

 

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本所防災館&夜の夢の島熱帯植物園 行ってきた

本所防災館2度目+年に数日夢の島の熱帯植物園を夜間OPENしてくれるので、行って来ました。


(ラピュタは本当にあったんだ…!と友人たちと思わず会話した場所w)


防災館はさすが夏休み……
お子さん連れが満載なので、大人同士で行く時は夏休みは避けたほうがいいかも…
そして今回も外国の方が……団体さん!?
国際○○連盟みたいなお名前で、視察のようでした、一般参加と同じ扱いなのかびっくり。

こちらのロッカーは、返却式じゃなくて楽でした。
(100円変換方式は、ありがたいのだけどめんどう)

映画は夏休みだからかアニメ仕様
小学生の子供が東北大震災・神戸淡路大震災・関東大震災の時代にタイムスリップするという設定。
子供にはわかりやすいかもねという雰囲気です。

今回は取水制限の為暴風雨体験が、風のみに。
むしろレアな体験じゃなかろうかこれ。
暴風だけだと、レインコート着たり脱いだり(このレインコートがすっごい防水性が高くて、手先や足先首元をファスナーとボタンで完全にガード、欲しいなと思う製品だけど、きっと高い)
がないので、あっさり終了。
前回暴風雨に、マスクしてると窒息するよと書きましたが、訂正。
暴風だけでも、結構呼吸辛いわこれ。

今回は煙の変わりに都市型水害の訓練。
扉部分に水がこの高さまで来たら、重さがこれぐらいというのを、コンピューターで制御してくれて実体験するのですが…。


普通の地下にあるタイプ扉の方は、がんばれば水の高さ20cmぐらいまでなんとかなりました。
40cmになると無理にふんばってけが人が出たので、今は30cmをマックスにしているそうです。
男の人でも、確かに30cmは結構本気で力をいれてる雰囲気でした。

しかし、もう一つの体験…車に閉じ込められた場合…20cm無理!!
腰を痛める!!っていうかいためても無理!!基本非力なのですが、私だけでなく友人も無理、こっそり見ていましたが、お父さんが全力で頑張れば…という感じで、30cmはもう全員、脱出無理死ぬという感じですねこれ。
扉に向き合えず、横向きに押すという形になるので、通常より更に不自由になるっぽいです。
結論←地下駐車場とかで水が流れ込んできて、その時点で扉が開かなかったらもう即座に窓破壊して逃げろ
窓割る道具は常備しておけ…っとなりました。

その後夢の島熱帯植物園へ

熱帯の植物は、昼間は競争相手が多いのと夜にも虫が結構いるので、夜開花するものも少なくないからと、夏休み期間の週末数日を、20:00までオープンしてくれると聞いていたので、行って来ました。

17:00までは通常OPENで、その後1時間夜間準備で1時間大温室の入場禁止。
しかしながら、持込OKなカフェや周囲の庭の散策、再入場もOKとのことで、ふらふらしているとあっという間に一時間。

あ、前日がポケモンGOの配信日だったのですが、入場前・入場券発売所、入口、中とあちこちに「ポケGOやりながら歩くな危険(もっとソフトな表現)」で注意書きがいっぱいありました。
…そういやここへ行くのにバス移動だったのですが、途中の公園にスマフォ持ってる大人が、無言で数人佇んでただ画面を見ていたり、バスの中では横・前、その横さらにその斜め前…全員がスマフォ開いて、同じ画面見てるのは結構不気味……いやその…なんか映画とか正義の味方ものの「悪に操られてる一般人」みたいな雰囲気でちょっと怖かった…。

待ち時間の間に、なんとカキ氷を無料で振舞ってくれるサービスがあったのですが、シロップかけ放題!(私は葡萄を選んだら「葡萄人気ですねー」という会話になって、多分あまり自宅で出来ないからではという結論にw)
しかもしかも、大人用にと赤ワインに白ワイン、梅酒に焼酎…かな?(すみませんお酒はよくわからない)をシロップ代わりに選ばせてくれるという親切さ

更に…お話を聞いていたら、職員さんじゃなくて用意してくれているの全部ボランティアの方達だった…おかわりもいいよとか言ってくれた……!
(さすがに、おかわりはしてませんw)
他にも黒糖食べ比べとかで、8種類の黒糖が並んでいて、しかもちゃんと味の違いがわかる
名前忘れたけど、海の近くで育ったものっぽいのは塩分を含んでいるとかで、黒糖だけなのにそういうおやつみたいでした、びっくり

持ち込み可ですので、待機時間は友人たちとお菓子を持ってきて会話を楽しんでいたら1時間はあっという間です。


植物すごいなと思うのは、開花の早さ
入口すぐにある夜間に咲く蓮なのですが、18:00に入場時にはつぼみ
でもゆっくりと確実に少しずつ開いていって、一週廻ってまた入口に戻ると美しく咲き誇っておりました!

昼間にはほとんどわからなかった、池の中の長かもゆらーりと泳いでいたり、熱帯のスイッチ?と切っていて窓が開いているからか涼しかったりと、昼間とは違った雰囲気で楽しめました。
解説してくれるボランティアガイドさんのお話で、「なんか空中に浮いてる岩の塊みたいなのに生えてるのなんですか」と尋ねたら、シダの一種で岩みたいなのは木に寄生しているからだとか、バナナの下のほうからびよーんと伸びてるのは雄花とか、勉強にもなって面白いです。

ここの公園は広く緑が多くて気持ちいいのですが、遊ぶ施設としては、本当に何もないのが良くもあり、ちょっとした欠点でもあり…
(ずーーっと緑が広がっているだけなので、子供もほとんどいないし、大人もいない)
食べ物などは駅で購入しておく方が無難です。
飲み物自販機もあるのですが、入場進路に従って行動すると、ぐるっと廻った出口側(入館して左、突き当りを左いってすぐ左の壁の陰)見つけにくいので、注意。