江戸東京たてもの園に行って来ました | 月とサカナ B-side

江戸東京たてもの園に行って来ました


江戸東京たてもの園、最新情報


毎年恒例、江戸東京たてもの園に行って来ました。
今回の変化があったのは、コミュニティバス乗り場が、ドンキの方に移動していたのと、東ゾーンにある大きな農家天明家が調査の為、中へ入れなくなっていた点です。


そして今回新たに知った事実幾つか。
三井邸の玄関ランプがラリックだというのは知っておりましたが、ラリックのものが日本の建物にあるのは
「三井邸」と「東京都庭園博物館」と「箱根のラリックの美術館」の三箇所だけだとか
あと、入って玄関正面に墨絵があるのですが、それを描いたのは三井家10代目当主で、更にその下にある木彫りの花が彫られている壁は実は着物の裏地用染物板だったとか。
近くに寄ってよく見ると、確かに虫食いのようなアナがあり、そこから染料を流して、染めていた証拠だそうです。

デ・ラランデ邸はおしゃれで、名前は知らなくても風見鶏の館とデザインした人といえば、皆さんお分かりかも。
ここは1Fがカフェになっているのですが、何故かカフェメニューの看板で「カルピス」だけフォントが他よりずっと大きく強調されていました。
なんでカルピス押し…と謎だったのですが、実はこの屋敷「初代カルピス社長」のお家だったこともあったとか…納得!
このお家は平成10年ごろまで、新宿区にあって、JR総武線から見えていたそうです。

お昼はデ・ラランデのカフェか、武蔵野うどん「蔵」の二択
以前は屋台形式でヤキソバとかあったのに、なくなっててしょぼーん
蔵で、ボリュームある掻き揚げうどんを選択
ここのうどんは冷麦程度の細さで、見た目濃いのですがカツオだしがきいてて汁も美味しいです。
ただし量はちょっと少なめなので、大盛にするか、かき揚げとか力うどんとかボリュームあるものにしないと男性には足りないかも


あと、都電のプレートに行き先として新橋、渋谷、六本木などがあるのですが、その中に一文字だけ読めない文字が。


油に似た時で、右側の直線突き出た両脇に、縦の線があるこんな漢字+池という地名


あぶらいけじゃないし…なんだこれ…読めない…わからん…となっていたら、これが「ためいけ」だそうで
確かにこの地名近辺で、池のつく地名って溜池山王ぐらいだ!と目から鱗でした。
いやでもこれ、検索してもみつからないんだよなあ…略字をプレートにしてたってことかな?





更には、千と千尋の釜爺の部屋モデルになった三省堂の、床下を拝ませていただいちゃいました。
高さ160cmとか…現代人にはきつい、地下室の高さです。

今日も一日廻って夕方に、楽しかったー!