ぐるっとパス2019 利用14日目+15日目 | 月とサカナ B-side

ぐるっとパス2019 利用14日目+15日目

ぐるっとパス2019 利用14日目

本日は初めての五島美術館へ
以前からぐるっとパス掲載されていたのですが、我が家からはちょっと遠いので訪れたことありませんでした

今回の感想 美術館は……1000円の割にはあまり広く……
庭広っ!?え、これ美術館探索でヒールとかローファーでもきっつくない?
軽い山登り程度の高低差とデコボコ道だよ庭!!

美術館の方は広くはないのですが、落ち着いてゆっくり見れる雰囲気
場所柄がお金持ちの家ゾーン(そもそもこの美術館も元々個人邸宅)
なので周囲の家もひろーーい

しかし庭…虫よけと虫刺され薬とスニーカーがこれからのシーズン必須ですね
葷酒山門に入るを許さず、文面は知っておりましたがまさか実物を美術館の庭で初めて見るとは(笑)

聞き慣れない言葉の葷酒の葷は匂いの強い野菜のことで、主にニンニクとか野蒜とかをさすそうです。

あ、それから美術館近所に(駅が間近なのに)食べる場所がほとんどないというのも、区内で珍しいなと衝撃でした

入場料1000円

利用15日目 さてさてぐるっとパスの利用期限は初日から2か月
まもなくタイムアウトです

今回はまとめて回るぞ両国篇
以前は新宿の先にあった刀剣博物館がこちらに移転
江戸東京博物館と北斎美術館と刀剣美術館が一挙に歩いて回れます
……時間的には回れるか……??と心配をしていたのですが、
予想外に刀剣と北斎が小さかったです

午前中いっぱいまとめて江戸東京博物館
本当はガイドさんを頼みたかったのですが10:00~開始で私たちは9:30に入館したので今回は断念

あとなんか文化財保護法100年とか言うので文化庁の長官という人のトークがあったのですが、この方のトークが面白かったです
正直文化財の蘊蓄云々を期待していたのですが、それと違う斜め上の話的なもので、そこが面白い
(文化財の世界遺産アピールをしようと、図面を描こうとしたら家にA4の用紙しかないので、コンビニに走ってコピーで何も印刷しないでA3の紙ゲットしたとか)

その後お昼は駅の反対側へ
両国ってすっごい見所が一杯あるのになぜか、その見所のある国技館や博物館側に食べ物屋さんがほっとんどなしという不思議な街です。

そして以前初台にあって、こちらでリニューアルオープンした刀剣博物館
建物っぴかぴか!綺麗!広い!入場料も以前700円ぐらいだったけど1000円になったからきっと内容も……
あれ??展示部分は……ほとんど増えてない…
綺麗な休憩室とか、ちょっと外に出て安田庭園を見下ろせるとか建物はグレードアップしてるけど、展示物の量とかむしろ前の方が多かったような……いや天井は高くなってるけどね…
見下ろした安田庭園

とぐるっとパス利用でなければちょっともやもやする作りに
でも1Fの休憩室とか綺麗で雰囲気良いですよ(以前の場所は座るところもほとんどなかったので)

そのご北斎美術館へ

疱瘡の擬人化とかすっごいぶっさぁに書かれている白澤様とか強烈に印象亭

こちらも以前は公園だったところに建てたので、建物はピッカピカだけど小さめです
ぐるっとパスで入れる常設部分はちょっと広い教室程度かな?でもここで貰える半券をとっておけばなんとスカイツリーの郵政博物館入場無料になるそうで…おやこれはお得
有名な絵いがいで「うらめし」という字で幽霊っぽい絵とかの遊んだ雰囲気のあるものが楽しかったです
ただし本当にスペース的には小さい…でも常設だけなら400円だしなと納得のお値段

ここはちょっと変わった作りで常設400円 常設プラスといって、常設だけど別入場部分(?)はプラス300円、更に企画展も見るならそれにさらに300円という設定になっています
ぐるっとで利用できるのは常設と、あと企画もちょっと割引ありですが今回は利用しておりません
常設展部分はちょっと面白く、宇宙を連想させるイメージな空間に
……足元をLEDライトが走る美術館って初めてだよ…
北斎を見る前に進めたいのが、高橋克彦さんの『北斎の罪』って小説です。短編で推理小説アンソロジーとかにも確か収録されていたはず。
北斎漫画を違った目線で、見れるようになります。

今回利用 江戸東京640円 北斎400円 刀剣1000円 合計2040円!

19,170+1000+2040=22,210円!
多分これ以上は今後も無理という金額まで来ました!
電車代も小旅行行けそうなぐらいかかってますが、すごいぞぐるっとパス!
毎年ありがとうございます!