レアンドロ・エルリッヒ展行ってきました! | 月とサカナ B-side

レアンドロ・エルリッヒ展行ってきました!

レアンドロ・エルリッヒ展:見ることのリアル | 森美術館

エルリッヒ?誰…となるかたもいるかもしれませんが、金沢美術館の「プール(水中)に人がいるように見えるアート」と言われれば「知ってる!」という人も多いのでは

ちなみに私がその存在を初めて知ったのは、確か鋼の錬金術師の一期の映画シャンバラエンディングに利用されていた、ラルクの曲のPVだったような薄い記憶
(確認したらラルクのLinkという曲でした)

関係ないけれど、調べていたついでで活動25周年という文字をみかけて驚きました
すごい…!おめでとうございます
余談ですがうちの近所のお祭りでは、まだそんなに有名じゃなかったドラムの人が、夏祭りで思い切り外でドラムを叩けるという事で演奏をしたことがあるという伝説が残っております

このスイミング・プールのように、この方の作品はトリックアート的な見るものを楽しませてくれるもので、数少ない「現代アートだけどお金払っても見てみたい」と思えるものです
(すみません現代アートの8割以上は理解不能なので、芸術としてそういうのもありなんだろうと思うのですが、よくわからんというのがその8割への感想です)

こちらの作品は自分たちがいる場所を鏡で反射(?)
幽霊教室に自分たちが参加しているように見えるというアート
(顔はわからぬよう加工させてもらっています)



某夢の国の、ホーンテッドなマンションもこの作りなのかしら
他にも先日【美の巨人たち】で紹介された「水がないのに、水があるように見えるボートの浮かぶ空間」(ボートの下に、反射している図を立体化して貼り付け、本体をかすかに揺らして水があるように見える)とか
試着室が鏡の迷路になっていたり、
ちょっと懐かしい美容院をまるまる再現だとか、
飛行機の窓で飛んでるイメージとか

つまり体で遊べ、錯覚を楽しめるトリックアート的な美術でとても楽しかったです
…美術展を見に行って「良かったなー」と思う事はあっても、「楽しい!」と思えることはめったにないので貴重な体験でした

4/1までだったかな?もうすぐ終わってしまうので、興味を持たれた方はぜひ!
あとはついでに夜景見学で(別料金)展望台へ

あら東京タワーめっちゃカラフルとちょっと見惚れました